「プログラムから開く」に間違って登録したプログラムを削除する

Windowsのファイルを開くときに、右クリックメニューの「プログラムから開く」で間違って選択してしまったプログラムは、通常のやり方では削除することができません。
このプログラムを削除するためにはレジストリから削除を行う必要があります。

間違って登録してしまったプログラムを削除する方法
1.レジストリエディタを起動します。
2.「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts」を選択します
3.「FileExts」の中に、「プログラムから開く」で間違って設定してしまった拡張子を探します。
4.拡張子名キーの中に「OpenWithList」キーがありますので選択します。
5.「OpenWithList」の中に選択プログラムがありますので、間違って登録してしまったプログラムを削除します。
6.レジストリエディタを閉じます。

以下は、「.txt」拡張子のレジストリキーの場合です。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts\.txt\OpenWithList
「拡張子名」のところが「.txt」になっています。

レジストリの編集を間違った場合は、OSが起動しなくなりますので御注意下さい。

Outlook「このコンピューターに設定されている制約のため、この操作は中止されました。」

Outlookで送信されてきたメール内にあるリンクをクリックすると、「このコンピューターに設定されている制約のため、この操作は中止されました。システム管理者に問い合わせて下さい。」とエラーが表示されて開くことができないことがあります。

今回は、Microsoft Outlook 2010 で発生しました。

原因は、昔使用していたブラウザなどをアンインストールして、デフォルトのブラウザが存在していないなどが挙げられます。

デフォルトのブラウザを設定してあげることで解決できます。
解決方法を2種類記載します。

解決方法1
現在使用しているブラウザを、デフォルトのブラウザに設定する。
デフォルトに設定されている場合は、その他のブラウザなどを一度デフォルトに設定した後に、現在使用しているブラウザを再度デフォルトに設定する。
この方法で不具合が治りますが、不具合が直良かなった場合は解決方法2を試して下さい。

解決方法2
レジストリエディタを開きます。
レジストリキー「HKEY_CLASSES_ROOT\.html」を選択します。
(既定)のデータ欄に、現在デフォルトで使用しているブラウザを設定します。
今回はInternet Explorerを設定しますので、(既定)をダブルクリックしてデータ欄に「htmlfile」と入力してOKをクリックします。
変更後Windowsを再起動して、問題が解決したか確認します。

以下がその他のブラウザの既定データ値です。
Google Chrome : ChromeHTML
Firefox : FirefoxHTML

参考にどうぞ。
 
 
未確認ですが、その他のバージョンでも同様の方法で解決できると思います。(Microsoft Outlook 2007,2013)
できなかったらごめんなさい。