ホスト名を変更する

Debianのホスト名を変更する方法です。

“hostname”コマンドを使用して変更を行う

“hostname”コマンドに[host name]の引数を渡して実行します。
この方法は一時的に変更を行っています。
OSを再起動すると設定が元に戻ってしまいます。

暫定的に変更する場合はこちらの方法を使用します。

設定ファイルを編集して変更を行う

“/etc/hostname”のファイルを直接編集します。
恒久的な変更を行うことができます。
ホスト名をコメントアウトするには”#”を行頭に記述します。
注意点としては、”/etc/hosts”にもホスト名の設定が記述されていますので、ホスト名を変更した場合はhostsの変更も忘れずに行います。

設定の変更が完了したらOSを再起動します。

ターミナルで出力される言語を英語表記にする

Linuxを日本語でインストールすると、ターミナルも日本語になってしまう。
ターミナルの出力が日本語だと出力が文字化けしたりして、いろいろと不便なので英語表記に切り替えたい。
 
 
ターミナルで一時的に英語に切り替えるには以下のコマンドで切り替えができる。

起動するターミナルを常に英語表示にするには、”~/.bashrc”に以下の記述を追加する。

ソースコードからgitをインストールする

作業環境

  • FreeBSD 9.1

インストール作業

  1. ソース保存用ディレクトリの作成
    (ディレクトリが存在する場合は実行しない)

  2. ソースダウンロード
    • gitのソースコードはgithubで管理されている
      GitHub
    • こちらでも取得可能
      The Linux Kernel Archives
    • GitHubの最新バージョンを以下のコマンドで~/tmpにダウンロードする
      (現在の最新バージョンはv2.17.0のため、以下このバージョンにて作業を進める)

  3. ダウンロードしたソースを解凍
    • ~/usr/srcに解凍する

    • ファイルが解凍されていればファイルが作成されている

  4. configureを設定してインストールを実行
    • gitのソースディレクトリに移動
    • configreファイルを作成
    • インストール先を[~/usr]に指定してインストール

  5. PATHの設定
    • ~/usr/binのシンボリックリンクを~/binに作成する
      既にリンクが作成されていれば作業の必要は無い

    • $HOME/binに別のリンクが割り当てられている場合は直接PATHを設定する
      (.bashrcに”~/usr/bin”を追記するなど)
  6. gitコマンドを~/binのコマンドに置き換える
    • .bashrcにgitのaliasを追記する
      “/home/[user name]”は”$HOME”で代用化

  7. 設定が完了したら.bashrc再読み込み

git version 確認

  • 以下のコマンドを事項して、インストールしたバージョンが表示されれば作業完了

バッチファイルで”%~dp0″等の意味につて

バッチファイルで “%” や “~” がを記述していますが、ぱっと見わかりにくいです。
うまく利用すればかなり便利になるとは思いますが、バッチファイルを編集するたびに分からなくなって調べ直しているのでまとめておきます。
 
 
引数の取り込み方

%0 バッチファイル自身
%1 バッチファイルの1つめの引数
%n バッチファイルのn個目の引数(nを数字に置き換える)

 
 
[~]を付けるとディレクトリバスやファイルパスから[“]を削除して展開する

%~0 全ての引用句[“]を削除して%Iを展開する
%~f0 %0を完全修飾パス名に展開する
%~d0 %0をドライブ文字だけに展開する
%~p0 %0をパス名だけに展開する
%~n0 %0をファイル名だけに展開する
%~x0 %0をファイル拡張子だけに展開する
%~s0 展開されたパスは短い名前だけを含む
%~a0 %0をファイルの属性に展開する
%~t0 %0をファイルの日付/時刻に展開する
%~z0 %0ファイルのサイズに展開する
%~dp0 %0をドライブ文字とパス名だけに展開する
%~nx0 %0をファイル名と拡張子だけに展開する
%~fs0 %0を完全なパスと短い名前だけに展開する
%~ftza0 %0をDIRコマンドの出力行のように展開する

 
ここで”0″は、%0(バッチファイル自身)です。
他の数字に置き換えができます。
 
 
 
このあたりの詳しい説明は、コマンドプロンプトでfor /?を実行すると詳細が見られますのでそちらも見て下さい。
 
 

インサートモードに入ると日本語入力になってしまう対策

vimを使用していると時々インサートモードに入ったときに日本語入力になってしまい、IMEの切り替え作業が毎回必要になって困るときがあります。
多分間違って入力切り替えを行っているのでしょうが、戻し方が分からなくなって困ったためにメモです。
 
 
vimで以下のコマンドを実行すると、インサートモードに入ったときにIME(日本語入力)を切ることができます。

 
iminsertのモードは必要に応じて切り替えすると便利に使えると思います。
0:IMEを自動でOFF
2:IMEを自動でON
 
ちなみに、検索時にIMEを無効にしたい場合は、imsearchのモードを設定します。
0:IMEを自動でOFF
2:IMEを自動でON
-1:iminsertの設定を参照する
 
 
英文入力が多い方は、.vimrcに以下を追加しておくと良いと思います。

日本語入力が多い方は、以下のほうがおすすめです。

 
 
お好きな方をお使い下さい。
 
 

サーバーにgitの中央リポジトリを作成する

滅多に行わない作業のため、使うときには忘れてしまうのでメモに残しておきます。
 
 
作業内容(作業例)
サーバーにgit中央リポジトリを作成する
中央リポジトリは「/home/git/」ディレクトリ内に作成する
中央リポジトリ名は「test.git」とする
 
 
git中央リポジトリを作成するサーバーにログインして、中央リポジトリを作成するディレクトリに移動する。
サーバー上に中央リポジトリ用のディレクトリを作成する。

 
gitでは中央リポジトリを保存するディレクトリ名には通例で「.git」をつける模様なのでそれに従うようにする。
 
 
作成したディレクトリに移動して、git中央リポジトリを作成する。
中央リポジトリ作成後、ディレクトリ内にgit関連のファイルが追加されているか確認する。

 
 
ディレクトリ内にgit関連のファイルが追加されていれば設定完了です。
 
 

タブをスペースに変換する

vimを使用して編集しているときに、普段はタブを使用してインデントしていますが、入力されているタブをスペースに変換したいときがあります。
 
 
入力されているタブをスペースに変換するときは、以下の様なコマンドを順に実行します。

 
“:set expandtab”を設定しないと、”:retab”コマンドを実行してもタブがスペースに変換されません(noexpandtabの設定がされているとき)
タブをスペースに変換後、インデントにタブを使用する場合は、”:set noexpandtab”コマンドを実行してから続きの作業を行います。
このコマンドを実行しないと、タブがスペースになります。
 
 
shiftwidthで設定された数のスペースをタブに変換する場合

 
vim起動時からタブキーを押したときに、スペースが入力されるようにするには、[.vimrc]に以下を入力しておきます。

 
[set tabstop=4]
タブの幅(スペース4個分)
[set expandtab]
TABキーを押したときにスペースを挿入する
 

構文ハイライトの設定方法

vimで構文ハイライトを使用してテキストの一部をハイライトすることで、内容が見やすくなります。
 

構文ハイライトの設定を有効にする
.vimrcに、下記設定を追記して、vimを再起動する。

 
 
カラースキームの設定をします。
デフォルトでインストールされているカラースキームがあるのでその中から選択します。

現在選択が可能なカラースキームは、vimでコマンドとして[:colorscheme ]を入力してから、[ctrl+d]を押すと一覧が表示されます。
※:colorscheme の最後に半角スペースを入れないとうまくいきません。

 
 
現在使用しているカラースキームを確認する時は、vimで以下のコマンドを実行します。

 
デフォルトのカラースキームにお気に入りの物がない場合は、好きなカラースキームをインストールして使用することができます。
 
 
また、KaoriYa版vimを使用している場合は、[編集->色テーマ選択]の中から選択すると変更できる
 
 
カラースキームのハイライトは、以下のコマンドで確認できます。

 
 

Git で過去のコミットのコメントを修正する方法

Git を使用してバージョン管理を行っていますが、過去に行ったコミットを見ているとコメント内容が間違っていることが時々あります。
本来ならば間違いの無いように入力してコミットするべきですが・・・
 
今まではそのまま放置していましたが、後で見直して勘違いしてしまうコメントがあるので修正することにしました。
 
 
 
まずは修正したいコミットを確認する。

コマンドを実行すると、「commit 34e38b3・・・・・」と表示されるので、変更したいコメントの “commit” の後に表示されている番号を確認する。
 
 
 
git rebase の [ -i ] オプションを使用して、先ほど確認した修正したいコミット番号を [ -i ] オプションの後に入力する。

入力したコミット番号よりも新しいコミットの一覧が表示される。
表示された一覧から、変更したいコミットの [ pick ] を [ edit ] に変更して保存する。
 
 
 
git commit の [ –amend ] オプションを指定してコミットコメントを修正する。
コメントの修正方法は、以下の様にして変更する。

直接コメントを入力する場合

テキストエディタを起動して入力する場合

このコマンドを実行すると、テキストエディタが起動するので、コメントを修正して保存する。
 
 
 
git rebase の [ –continue ] オプションを使用して最新のコミットに戻す。

 
 
 
既にコミット内容をリモートリポジトリにプッシュしている場合は以下の様にプッシュする。( master ブランチの場合)

 
 
 
この作業を行うことで、コミットのコメントを修正できます。