使用しているプリンターの設定違いを追加する

ソフト側で用紙サイズなどの変更が難しい場合にプリンタの設定を変更して印刷をしますが、印刷するたびに変更するのが大変です
そこで、1台のプリンターを設定違いごとにデバイスとして登録して、印刷するときに設定されたプリンターを選択すると設定を変更する手間を省けます

プリンターはインストールして正しく印刷できる状態で以下の作業を行います

プリンターをデバイスに追加する方法(Windows11 23H2)
1.Windowsのスタートから”設定”を開く
2.”Bluetoothとデバイス”から”プリンターとスキャナー”を選択する
3.プリンターまたはスキャナーを追加しますの欄にある”デバイスの追加”をクリックする
4.少し待つとプリンターの一覧が出るので、一番下にプリンターが一覧にない場合の欄にある”手動で追加”を選択する
5.プリンターの追加ウインドウが開くので、”ローカルプリンターまたはネットワークプリンターを手動設定で追加する”を選択して次へ
6.既存のポートを使用で、追加するプリンターのポートを選択して次へ
7.追加するプリンターのドライバーを選択して次へ
8.”現在インストールされているドライバーを使う(推奨)”を選択して次へ
9.印刷するときにプリンターの一覧に表示されるプリンター名を入力して次へ
10.プリンター共有はお好みで設定してください
11.テストページの印刷ができれば設定完了です

同じポートを使用しているプリンターはプリンターとスキャナーで1つにまとめて表示されますが、印刷するときに表示されるプリンターは増えています
プリンターとスキャナーの表示を増やしたい場合は、ポートを追加してプリンター設定ごとに別々のポートを設定してあげれば表示が増えます

HP製PCにWidnwos11をUSBからクリーンインストールする

HP製PCにWindows11をクリーンインストールする手順

1.PCのBIOSを最新版に更新する
2.PCのデータをバックアップする必要がある場合はバックアップを実行する
3.PCにインストールしているソフトなどでライセンスの抽出が必要な場合は実行する
4.Windows11のインストールUSBを作成する
ダウンロードサイト:Download Windows 11
5.Intel RSTドライバをUSBにコピーする(Intelモデル)
ダウンロードサイト(HP):Software and Drivers
“Driver-Storage”の項目から”Intel Rapid Storage Technology Driver”をダウンロードする(必ずPC製造元のドライバを使用してください)
ダウンロードしたファイルはインストールせずに、データを展開してUSBにコピーする
6.USBからWindows11のインストールを実行する
7.Windowsのセットアップでインストール場所が表示されない場合
“ドライバーの読み込み”を選択
ドライバーの読み込みで、参照を選択
“Intel Rapid Storage Technology Driver”のコピー先から、”VMD”フォルダを選択
インストールするドライバを選択して次へをクリック
Intel RSTのドライバがインストール完了するとドライブが表示される

※重要
最近のIntelマザーボードは、VMDがデフォルトで有効になっているためIntel Rapid Storage Technology Driver(Intel RST)が必須です
これがないとWindows11インストール中に、インストール先のSSDが認識しないためインストールを進めることができません

参考サイト:HP PC – USB フラッシュ ドライブから Windows 11 をインストールする

Windowsのフォント登録先

Windowsでフォントを手動で登録する時の保存先とレジストリ登録先
(Windows10 build 17763 以降で確認)

Windows fonts ディレクトリ

  • 管理者権限
    C:\Windows\Fonts

  • 一般ユーザー権限
    C:\users\%username%\AppData\Local\Microsoft\Windows\Fonts

フォントをレジストリに登録する場所

  • 管理者権限
    HKLM:\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Fonts

  • ユーザー権限
    HKCU:\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Fonts

Windows Server のセキュリティイベント

Windows Server のセキュリティイベント一覧のリンク先です。
検索すれば出てきますが、毎回探すのが面倒くさいのでリンクまとめておきます。
リンク先はマイクロソフトのサイトになります。

・Windows Vista および Windows Server 2008 のセキュリティイベントの説明

・Windows7 および Windows Server 2008R2 のセキュリティイベントの説明

「プログラムから開く」に間違って登録したプログラムを削除する

Windowsのファイルを開くときに、右クリックメニューの「プログラムから開く」で間違って選択してしまったプログラムは、通常のやり方では削除することができません。
このプログラムを削除するためにはレジストリから削除を行う必要があります。

間違って登録してしまったプログラムを削除する方法
1.レジストリエディタを起動します。
2.「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts」を選択します
3.「FileExts」の中に、「プログラムから開く」で間違って設定してしまった拡張子を探します。
4.拡張子名キーの中に「OpenWithList」キーがありますので選択します。
5.「OpenWithList」の中に選択プログラムがありますので、間違って登録してしまったプログラムを削除します。
6.レジストリエディタを閉じます。

以下は、「.txt」拡張子のレジストリキーの場合です。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts\.txt\OpenWithList
「拡張子名」のところが「.txt」になっています。

レジストリの編集を間違った場合は、OSが起動しなくなりますので御注意下さい。

モニタ画面の外にウインドウが表示されている場合の対処

WindowsのノートPC等でマルチモニタ機能を使用して作業をした後、拡張モニタを取り外ししてもウインドウが拡張モニタの位置に表示されてしまい触れなくなってしまうことがあります。
ウインドウの情報はタスクバーには表示されているため選択や右クリックして閉じることは可能ですが、モニタの表示範囲外のためマウスでウインドウに触ることができず移動ができません。
 
対処方法を調べてみると、Microsoftサポートのページに対処方法が記載されていました。
「Microsoftサポート」(外部リンク)
 
 
ウインドウが画面表示外に表示されてしまったときの対処方法
・移動したいウインドウをアクティブにする。(この場合は、タスクバーに表示されているウインドウを選択します。)
・「Alt」キーを押しながら「Space」キーを押す。
・「M」キーを押す。
この操作で、ウインドウをキーボードの方向キーで移動することが可能になります。
移動が完了したら、「Enter」キーを押して移動を確定します。
 
同じ症状で困っている方がいれば参考にどうぞ。
 
 

Windows10の高速スタートアップを無効にする

Windows10で高速スタートアップが設定されていると、Windowsが完全にシャットダウンされないために、一部設定などの更新が正しく行われないことがある。
この機能を無効にすることにより、問題が解決することが多々あります。
 
 
設定の変更手順
1.スタートメニュー(左下の窓のアイコン)を右クリックしてコントロールパネルをクリックする。
2.コントロールパネルの表示をカテゴリ表示にする
3.「システムとセキュリティ」をクリックする
4.「電源オプション]をクリックする
5.左側に表示されているメニューから「電源ボタンの動作を選択する」をクリックする
6.シャットダウン設定の「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外す
7.「変更の保存」をクリックして設定を保存する
 
以上で、次回の再起動から高速スタートアップを無効にすることができる
 
 
Windows10の高速スタートアップを一度だけ無効にして再起動する場合は以下の様にして下さい。
 
スタートの電源をクリックする
表示された一覧から、[Shift]キーを押しながら再起動をクリックする
しばらく待つとオプションの選択画面が表示されるので「PCの電源を切る」を選択する
PCの電源が切れますので、再度電源を入れたときは高速スタートアップが無効の状態で起動します
 
 

グループポリシーの管理用テンプレート警告

Windows10のグループポリシーを設定するため、既存のサーバー(Windows Server 2008 R2)を「Administrative Templates (.admx) for Windows 10 and Windows Server 2016」の.admxに更新したら、グループポリシーの設定を変更するときに警告が表示されるようになってしまった。
 
 
以下、表示された警告です。


管理用テンプレート
解析中にエラーが発生しました。
名前空間 ‘Microsoft.Policies.WindowsStore’ は、既にストア内の別のファイルのターゲット名前空間として定義されています。
ファイル
¥¥[domain.local]¥SysVol¥[domain.local]¥Policies¥PolicyDefinitions¥winstoreui.admx、行 4、列 80


※[domain.local]は、各環境の名前に置き換えて下さい。
 
 
本エラーは、警告メッセージをOKして閉じれば無視できるが、ポリシーの管理画面の設定で警告が表示されて内容が表示されないため解決しておきたい。
 
 
 
対策

  1. PolicyDefinitions内の「winstoreui.admx」を削除する。
  2. PolicyDefinitions内の「WindowsStore.admx」を「winstoreui.admx」にリネームする。
  3. PolicyDefinitions¥ja-jp内の「winstoreui.adml」を削除する。
  4. PolicyDefinitions¥ja-jp内の「windowsstore.adml」を「winstoreui.adml」にリネームする。
    ※ファイルは削除せず別ディレクトリに移動させておき、問題ないことが確認されてから削除した方が安全です。

 
 
対策実施後に、グループポリシーの設定を変更すると警告が発生しません。
今回はこの方法で解決できました。
 
 

ディスクドライブの内容を完全に消去する

ハードディスクドライブの内容は、ファイルの削除を行っただけでは復元ができてしまう。
ハードディスクドライブを破棄する場合や転売する場合は、内容を完全消去しておかないと情報漏洩などの危険性がある。
(内容を読み取られても良い場合は、特に何もしなくて良いとは思う)
 
 
以下のコマンドを実行してデータを完全削除する。

 
/wオプションを付けて実行すると、cipherコマンドはディスクの空き領域いっぱいになる様に特定パターンのデータを、3回書き込みを行い、データを消去して完了する。
データを3回書き込みするためディスク容量が大きい物は作業時間がかなりかかる。