Git を使用してバージョン管理を行っていますが、過去に行ったコミットを見ているとコメント内容が間違っていることが時々あります。
本来ならば間違いの無いように入力してコミットするべきですが・・・
今まではそのまま放置していましたが、後で見直して勘違いしてしまうコメントがあるので修正することにしました。
まずは修正したいコミットを確認する。
コマンドを実行すると、「commit 34e38b3・・・・・」と表示されるので、変更したいコメントの “commit” の後に表示されている番号を確認する。
git rebase の [ -i ] オプションを使用して、先ほど確認した修正したいコミット番号を [ -i ] オプションの後に入力する。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
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pick e89619 commit update pick b456a38 commit remove pick 03f54e0 commit sdd # Rebase 34e38b3..03f54e0 onto 34e38b3 (3 commands) # # Commands: # p, pick = use commit # r, reword = use commit, but edit the commit message # e, edit = use commit, but stop for amending # s, squash = use commit, but meld into previous commit # f, fixup = like "squash", but discard this commit's log message # x, exec = run command (the rest of the line) using shell # d, drop = remove commit # # These lines can be re-ordered; they are executed from top to bottom. # # If you remove a line here THAT COMMIT WILL BE LOST. # # However, if you remove everything, the rebase will be aborted. # # Note that empty commits are commented out |
入力したコミット番号よりも新しいコミットの一覧が表示される。
表示された一覧から、変更したいコミットの [ pick ] を [ edit ] に変更して保存する。
git commit の [ –amend ] オプションを指定してコミットコメントを修正する。
コメントの修正方法は、以下の様にして変更する。
直接コメントを入力する場合
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$ git commit --amend "新しいコミットコメント" |
テキストエディタを起動して入力する場合
このコマンドを実行すると、テキストエディタが起動するので、コメントを修正して保存する。
git rebase の [ –continue ] オプションを使用して最新のコミットに戻す。
既にコミット内容をリモートリポジトリにプッシュしている場合は以下の様にプッシュする。( master ブランチの場合)
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$ git push -f origin master |
この作業を行うことで、コミットのコメントを修正できます。