Microsoft365 アカウントエラー対処

Microsoft365のOutlookを起動したところエラーコード1200が発生してアカウントが正しく認識しなくなりました。
エクセルとワードも使用できない状態でした。
今回の症状は、OS:Windows11 23H2、Office:Microsoft365 Apps for businessで確認しました。

エラー画面に表示された内容

試したこと

1.サインアウトとサインイン

Officeアカウントを開き、サインアウトをしてからサインイン

2.アプリの修復

設定→アプリ→インストールされているアプリ
“Microsoft365 Apps for business -ja-jp”の右側にある”・・・”をクリックして”変更”を選択
“Microsoft365とOfficeプログラムをどのように修復しますか?”で、”オンライン修復”を選択して修復を実行

3.ライセンス認証状態をリセットする

参考サイト:Microsoft 365 Apps をライセンス認証するアカウントまたはサブスクリプションの検証エラー
上記サイトを開き、”Microsoft 365 のライセンス認証状態をリセットする”の項目から”Microsoft 365 のライセンス認証状態をリセットするために、Microsoft サポート/回復アシスタント (SaRA)”からソフトをダウンロード

ソフトダウンロード→SetupProd_Act.exe

ダウンロードした”SetupProd_Act.exe”を実行して、案内に従って実行する
OutlookのOfficeアカウントを開き、サインインを実施する

今回は、3番目の対策を実行したところ使用できるようになりました。

Outlook「このコンピューターに設定されている制約のため、この操作は中止されました。」

Outlookで送信されてきたメール内にあるリンクをクリックすると、「このコンピューターに設定されている制約のため、この操作は中止されました。システム管理者に問い合わせて下さい。」とエラーが表示されて開くことができないことがあります。

今回は、Microsoft Outlook 2010 で発生しました。

原因は、昔使用していたブラウザなどをアンインストールして、デフォルトのブラウザが存在していないなどが挙げられます。

デフォルトのブラウザを設定してあげることで解決できます。
解決方法を2種類記載します。

解決方法1
現在使用しているブラウザを、デフォルトのブラウザに設定する。
デフォルトに設定されている場合は、その他のブラウザなどを一度デフォルトに設定した後に、現在使用しているブラウザを再度デフォルトに設定する。
この方法で不具合が治りますが、不具合が直良かなった場合は解決方法2を試して下さい。

解決方法2
レジストリエディタを開きます。
レジストリキー「HKEY_CLASSES_ROOT\.html」を選択します。
(既定)のデータ欄に、現在デフォルトで使用しているブラウザを設定します。
今回はInternet Explorerを設定しますので、(既定)をダブルクリックしてデータ欄に「htmlfile」と入力してOKをクリックします。
変更後Windowsを再起動して、問題が解決したか確認します。

以下がその他のブラウザの既定データ値です。
Google Chrome : ChromeHTML
Firefox : FirefoxHTML

参考にどうぞ。
 
 
未確認ですが、その他のバージョンでも同様の方法で解決できると思います。(Microsoft Outlook 2007,2013)
できなかったらごめんなさい。
 
 

グループポリシーの管理用テンプレート警告

Windows10のグループポリシーを設定するため、既存のサーバー(Windows Server 2008 R2)を「Administrative Templates (.admx) for Windows 10 and Windows Server 2016」の.admxに更新したら、グループポリシーの設定を変更するときに警告が表示されるようになってしまった。
 
 
以下、表示された警告です。


管理用テンプレート
解析中にエラーが発生しました。
名前空間 ‘Microsoft.Policies.WindowsStore’ は、既にストア内の別のファイルのターゲット名前空間として定義されています。
ファイル
¥¥[domain.local]¥SysVol¥[domain.local]¥Policies¥PolicyDefinitions¥winstoreui.admx、行 4、列 80


※[domain.local]は、各環境の名前に置き換えて下さい。
 
 
本エラーは、警告メッセージをOKして閉じれば無視できるが、ポリシーの管理画面の設定で警告が表示されて内容が表示されないため解決しておきたい。
 
 
 
対策

  1. PolicyDefinitions内の「winstoreui.admx」を削除する。
  2. PolicyDefinitions内の「WindowsStore.admx」を「winstoreui.admx」にリネームする。
  3. PolicyDefinitions¥ja-jp内の「winstoreui.adml」を削除する。
  4. PolicyDefinitions¥ja-jp内の「windowsstore.adml」を「winstoreui.adml」にリネームする。
    ※ファイルは削除せず別ディレクトリに移動させておき、問題ないことが確認されてから削除した方が安全です。

 
 
対策実施後に、グループポリシーの設定を変更すると警告が発生しません。
今回はこの方法で解決できました。
 
 

Outlook2013でアドレス帳にアドレスが表示されなくなった

PCを入れ替えした際に、元々使用していたOutlookのデータ(***.pst)をコピーして復元したが、メールデータは元に戻ったがアドレス帳が連絡先以外表示されなくなってしまった。
新規メールを作成してアドレス入力欄に直接アドレスを入力するとメールアドレスのリストが表示されるため、アドレス帳自体はデータの中に残っていると思われる。
 
原因はよく分からなかったが、いろいろいじっていたら表示されるようになったため、作業履歴として残しておく。
 
1.念のため、Outlookデータを再度バックアップした。(受信したデータがあるため)
2.メールアドレスとOutlookをOutlook2013から削除して、再起動してからメールアドレスを再設定した。
3.「連絡先」タブを開き、ホームリボン中のアドレス帳を開きデータが無いか確認した。
 アドレス帳の中には、連絡先1つしか表示されてない。
4.アカウント設定から「アドレス帳」タブを開き、「Outlookアドレス帳」を選択して変更をクリックする
 このなかにも連絡先しか表示されていないので、連絡先を選択して「アドレス帳の削除」をクリックして削除し、「閉じる」でウインドウを閉じる。
5.「連絡先」タブを開き、個人用連絡先に表示されている「連絡先」を右クリックし「プロパティ」を選択する。
 連絡先プロパティの全般タブ中の下のほうに「フォルダーサイズ」ボタンがあるのでクリックすると、「ローカルデータ」タブのなかにサブフォルダーが表示されている。
 サブフォルダーとして表示されている項目が元々設定していたサブフォルダー名と同じであったが、選択はできるがそれ以上ができない。
6.プロパティを閉じて、「連絡先」を右クリックし「フォルダーの作成」を選択する。
 フォルダーを作成する場所の中で連絡先の横の△をクリックすると、個人用連絡先の中にサブフォルダーで表示されていたフォルダーが表示された。
 アドレスが表示されたので、フォルダー作成を中断してウインドウを閉じる。
7.表示されたフォルダーの中にアドレスがあるか確認した。
 
 
この現象が起きた原因が分からないため再現ができていませんが、環境変更後アドレス帳に自分で作成したフォルダーが表示されなくなった場合は、連絡先の中にサブフォルダーが表示されていれば6項の方法で復元できるかもしれないのでお試し下さい。
 
 

MySQLのrootパスワードを忘れた場合の対処(Windows)

MySQLのrootユーザーでログインできなくなってしまったときの対処方法。
 
 
動作確認バージョン
MySQL 5.7.11
 
 

コマンドプロンプトを開き、MySQLのサービスを停止する。

※サービス管理画面から停止をしても良い。
 
 

以下のコマンドを入力して、パスワード無しでログインできるようにMySQLを起動する。

※このコマンドを実行すると処理が進まなくなるが問題ない。(コマンドプロンプトがフリーズする)
 
 

新たにコマンドプロンプトを開いて、MySQLに接続してからパスワードを変更する。

 
 

MySQLにログイン後、rootのパスワードを変更する。

 
password(“パスワード”)の””で囲われた部分が実際に設定されるパスワードです。
任意のパスワードを入力して実行して下さい。
 
 
変更が完了したら、コンピュータを再起動するか、MySQLのプロセスを停止してサービスを起動して下さい。
 
 
MySQLのプロセスを停止する。

 
 
サービスを再起動したらrootにログインできる。
 
 
 
プロセスの停止とサービスの再起動は、コンピュータを再起動することで自動的に行われます。
 
 

Outlookのリンクが開けない

Outlookで、受信したメールに記載されているリンクを開くと「このコンピューターに設定されている制約のため、この操作は中止されました。システム管理者に問い合わせて下さい。」と警告が出て、リンクを開くことができない。
 
原因としては、既定ブラウザが正しく設定されていない可能性が高い。
 
対処方法としては、いつも使うブラウザを既定設定すると問題解決できる。
既定の設定方法はブラウザによって違うので調べて下さい。
 
既定設定だけで問題解決できない場合は、Microsoftのサポートページを確認して下さい。(英語サイト)
参考サイト:https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/310049
 

エクスプローラがF5キーを押さないと更新されない

不定期でエクスプローラの更新がされなくなる。
ファイルを作成しても表示されず、名前を変更しても更新されない。
 
大きな問題は、名前を変更しても変更が有効化されていないため、ファイルが開くことができない。
またファイルを上書き保存した場合、変更内容が保存されないか新しいファイルが作成されてしまう。
 
時々発生して、発生するたびにPC再起動がめんどくさくなったので、少し対策方法を検討してみた。
 
 
原因はよく分からないが、この現象は特定のソフトを起動しているときに発生することがほとんど。
この特定ソフトと他のソフトが干渉して問題発生しているのかもしれません。
(このソフトはどうしても使用しなければならないがメーカーに問い合わせしてもシステムが大きすぎて対応してもらえなそうだし、そのほかにもシステムに影響するソフトがいっぱいでどれだか検討付かない)
 
その他には[explorer.exe]プロセスが複数(3~6)起動していることが多い。
[explorer.exe]プロセスの多重起動は普通ですね。
ただ、この症状が出ているときは開いているプロセスが使用している数より1つ多いので、どこかでフリーズしているのかソフト側でロックでもしているのかも?
 
 
対処として、タスクマネージャーのプロセスから[explorer.exe]をプロセスの終了する。
「ファイル->新しいタスクの実行」から[explorer.exe]を起動する。
orchisの起動
 
この方法でとりあえず動く様になったので問題発生したらこの手順で復元する。
 
 
発生頻度が多くなってきたら何か考えないとストレスたまりそう。